ものがたり倶楽部ハウス日記
25.07.15
倶楽部ハウスには、様々な方が訪れます。
中でも、週に一度か二度、決まって顔を見せてくださるKさんとは、趣味である家庭菜園の話で盛り上がります。
丹精込めて育てられた野菜たちの話に花が咲き、時にはその新鮮な恵みを使ったレシピの交換会が始まります。
今日、Kさんがシェフに尋ねたのは、「卵料理の作り方」。
普段は寡黙なシェフも、Kさんの質問には、まるで自分の子に教えるかのように、嬉しそうに丁寧に作り方を説明していました。
その様子を見ていると、私たちも自然と笑顔になります。
忙しい日常の中で、こんな風にゆっくりと、心温まるやり取りができること。
それが、ものがたり倶楽部ハウスの一番の魅力だと感じています。
ここには、ただ食事をするだけでなく、人と人との繋がりが生まれ、心がホッと和む時間があるのです。
Kさんの笑顔と、シェフの優しいまなざしが、今日も倶楽部ハウスを温かい光で包んでいました。